きらり一雫 頬を伝う涙

 

 


Snow Manのみなさん、デビューコンサートお疲れ様でした。4日間全9公演、配信という形ではありましたが、本当に素敵なデビューコンサートでした。

 

 


なんとなく心が落ち着いたので感想をぼんやり書きます。バキバキの主観です。オタクの独り言です。

 

 

 

 

まず、9公演見切ってから「あぁ、本当にデビューしたんだな」と。もちろんCDが発売されたり、テレビに出ている姿を見ても感じることなんですが、本人たちが耳にタコが出来るほど「俺たちの最初で最後のデビューライブだ!」と言ってくれていました。そりゃそうなんですけど。私自身が「自担のデビューを見届ける」というイベントが初めてだったもので。今までのコンサートとは比べ物にならないような熱量を感じました。

だからこそめちゃくちゃ悔しかったってのもあります。あの熱量を肌で感じたかったなーなんて思ったりもしちゃいました。でもきっと本人たちが一番そう思っているはずなので、どんな形であれ、デビュー年の間にどんな形であれデビューコンをやってくれたことにオタクは感謝します。

 


オタクという生き物は予想するのが大好きなので、今回もずっと「どんなセトリなのかな~」なんて予想してました。仕事中に。(働かざるもの食うべからず)
私は凡人中の凡人の脳みそなので、当たり前のように「先輩の曲が出来る最後のチャンスだな!」なんて考えながら、妄想セトリを組んでいました。
ですが、すのーまんはいつも想像の遥か上を飛び越えていってくれるので、セトリも演出もびっくりというか「その手があったか…」の連続で、正直1公演目のあとはぐったり疲れました。

 

だってデビューコンのセトリが全曲オリ曲ですよ。絶対キスマイやると思ってましたもん。てか期待してたみたいなところありましたもん。でもこれって本当にすごいことですよね。2015年9月に初めてZIG ZAG LOVEをいただいてから5年の間に20曲以上も自分たちのオリジナル曲がいただけたんですもん。信じられないぐらいすごいことですよね。(正確には2012年クリエで披露した初代紹介ラップが最初なんですけど)

 

 

 

パフォーマンスに関しては言わずもがなというか。もちろんすごいし超かっこいいし最高だし。いつもかゆいところに手が届くような演出をしてくれて、毎度のことですがホスピタリティの高さに感動します。飲食店ならモデル店舗にした方がいいくらいホスピタリティが高いと思います。(?)

でも正直、縦花の1枚ずつ回転するステージとか、アリーナからあれを見たらめちゃくちゃ見づらいと思います。担当ロックオンの人とか特に。でも配信だからこそあれが映えるというか、なんかかっこいいしおしゃれだしすごいな~~ってなったのかなと思いました。

 

 


ひかるくんのパフォーマンスは想像してたより力が入っていなくて、いろんな憑き物が取れたようなスッキリ感があるようにも見えました。以下、私が「好きすぎて無理」ってなったひかるくんをまとめます。

 

 

 


★ひらりと桜

 

Aメロの「月明り照らす夜に 狂い咲く桜」のところのひかるくんが超好きです。「狂い咲く桜」の表現が毎公演違っていて、どの公演か忘れたんですけど、首の周りを桜が舞っているような振りをしていて「ぐっっっっっっっっっっ!!!!好き!!!!!!!」ってなりました。そもそも「狂い咲く桜」というフレーズが大好きなので、ひかるくん独特の「狂い咲く桜」が9回も見れたことがまず最高ですし、その中でもひかるくんが桜を纏っているように見えたこの表現が大好きなんですよね。私の中で佐久間くんって桜をまき散らしながら踊っているようなイメージなのですが、ひかるくんは指先から桜を生み出すような動きをするイメージなんです。それが顕著に表れていた感じがして最高に好きでした。ラブ

 

 


★ナミダの海を越えて行け

 

正直この曲をまだ重要視してなかったというか、歌詞も大して知らなかった状態でコンサートに挑んだのですが、この曲の良さに今まで気付けなかった私はなんて大バカ者なのかと呆れました。なんかめちゃくちゃいいですね。エモを凝縮してフリーズドライにしたみたいなエモさがして。お湯かけたらめちゃくちゃ濃厚なエモが簡単に摂取できる感じがしました。(どんな感じ)
その中でもいわだての「今度こそはを期待した手 何度も雲を掴んだって 運命は自分で決めたろう?」がグサッときました。きっとこれまでに何度も「今度こそは」を感じていただろうし、でもそれは雲のように掴んでは消えてしまったかもしれないし、それでも諦めずに自分たちの運命を自分で切り開いてきたんだろうなと。オタク特有のキモい妄想と考察ではありますが、曲がりなりにもジュニア時代からSnow Manを応援してきた身として、ものすごく突き刺さる歌詞でした。でもそんな激重エモヤバ歌詞を明るく楽しそうに歌ういわだてがめちゃくちゃすのーまんらしくて、「そういうところ!そういうところだよ!好き!!!!!!!!!」ってなりました。語彙力
あとCメロの宮舘くんの「ほら待ちわびた朝を連れてくる」のところで、ひかるくんが紙吹雪を宮舘くんに向かってフゥ――ってしてて、マジかよ!!!!天使見えてんじゃん!!!!死ぬんか?!!??ってなりました。パトラッシュ…別にまだ眠くないんだけど……

 

 


★Don't Hold Back

 

この曲大好きなのでまず披露してくれたことに感謝。マジでっかい感謝。少年たちの時に好きすぎて、耳で聞いただけで歌詞全部書き取りましたからね。コンサートで聞いた時に私と友人だけは喜ぶよりも歌詞の答え合わせに必死になったくらいこの曲の世界観と歌詞とパフォーマンスが大好きです。
特にラップ部分の後の「Show your true colors」のところで毎回ひかるくんが抜かれていたんですけど、そこが超マイケルで最高でした。最高どころの騒ぎじゃないんです。最高なんです。わかります?(わかりません)ひかるくんの余裕のあるダンスがや動きが大好きなんですけど、肩の力がスッと抜けてるのに肩から下はありえないくらいキレてるのがめちゃくちゃオシャレで、毎回見るたびに鳥肌が立ってました。

 

 

 

★ファンターナモーレ


この曲も完全にナミダの~と同じで全然聞けてないし、歌詞もよくわかんない状態だったんですけど、9回聞いたら覚えるぐらい大好きになりました。王道のアイドルソングというか、嵐のカップリング曲みたいな爽やかでまっすぐな曲調が、今のまぶしいくらいキラキラしたすのーまんにピッタリの曲でした。というか、ラジオで初めて聞いた時にこの曲を歌うすのーまんが想像できなかったんです。無難な曲だな~みたいな第一印象だったんですけど、Snow Manが歌ってるのを見たらあらびっくり。みんなどうしたの?まぶしすぎて見えないんだが?みたいな感じでした。もちろんすのーまんがキラキラしてるのなんてわかってます。でもあそこまでキラキラしてるなんて正直驚きました。舞台で輝くいぶし銀的な存在だった彼らが、真夏のひまわりのように光をたくさん浴びて、輝かしい未来に向かって歌い上げているように見えました。
この曲に関しては渡辺くんなのですが、落ちサビの「とびきりの愛を響かせて」という歌詞が大好きで。今回のコンサートで、Snow Manは私たちファンにたくさんの「愛」を届けてくれました。言葉でも、パフォーマンスでも。それが私たちファンへの「とびきりの愛」に感じて。全力で「とびきりの愛を響かせて」くれてるんだなって勝手に嬉しくなりました。オタクも何か恩返しが出来たらいいなあ。あとすのーまんの声かわいすぎな

 

 

 

 

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、ほっとくと全曲分書く勢いになるのでこの辺で自重します。Lock on!のイス移動の時のひかるくんが、みんなが移動してる間ニコニコ首を動かしてるだけなのでどう見てもひだまりの民だったこととか、Snow WorldのAメロのhhii(はいはいいわふかいわふか)案件とか。本当にどの曲も最高で、今のこのタイミングのSnow Manを見ることが出来てよかったなと心の底から思いました。

 


あと、最後の挨拶では正直ちょっと引いちゃうぐらい赤裸々な彼らの言葉を聞くことができたのもびっくりしました。泣くほどの思いで掴んだデビューに対する想い、これまでの葛藤や苦しさ、感謝の言葉。そのどれもが嘘偽りのないまっすぐな言葉だったように私は感じました。これまでも彼らは明るく前向きな言葉はたくさんかけてくれていましたが、辛かったこと苦しかったことを彼らの口から聞く機会はほとんどなかったので、最初の公演は聞くのが辛かったのも正直なところです。
だって私だって早くデビューさせてあげたかったし、やめたいなんて思わせたくなかったし、後輩の活躍が悔しかったし。でも彼らはどんな時も嘘みたいに明るく前向きで目の前の仕事を完璧にこなしてきてくれたから、本音がどうかなんてわからないけど、彼らのことが大好きだったから周りなんて気にしないで着いてきました。

 

私は彼らが「好きだから」着いてきたに過ぎません。私が応援したいから応援してきただけです。そんな人に対してもあんなにまっすぐに感謝の言葉を伝えてくれる彼らが、本当に誇らしく思えました。アイドルなんだから当然だと思う人もいるかもしれませんが、私はとっても嬉しくて、今までの自分の行動はまちがってなかったんだなあとなんだか安心しました。

 


ひかるくんが涙を零しながら話してくれた言葉は、ひかるくんの本心だと思っています。ひかるくんに盲目なオタクなので。
いろんなことがあった2020年、たくさんたくさん考えて、待って、それでもひかるくんをずっとずっとずっと応援したいと思えた年でした。

 

 

 

 

彼らはこれから先も止まることなく突き進んでくれると信じています。快進撃は止まりません。彼らが世界中に季節外れの雪を降らせる日まで。